1. |
R.L.R
01:39
|
|||
2. |
モノクロ
03:22
|
|||
捨てられている犬が鳴いている
誰かを呼んでいる
モノクロになっている
馴染みのない匂いがしている
目眩がしている
モノクロになっている
彼岸の花も
湿った部屋も
遮断機の音も
損なってしまえ
何もないさ
もとから何もないから大丈夫さ
雨が降っている
街が濡れている
ビルが染まっている
モノクロになっている
風が吹いている
嵐を抱いている
花が散っている
モノクロになっている
断絶が起きてしまわないように語るのさ
心臓が張りさけるほど損なってしまえ
何もないさ
もとから何もないから大丈夫さ
|
||||
3. |
ASSHAZARD
02:39
|
|||
I don’t know what you want me to say
You can see the blue bullet wound in my head
I don’t know what you want me to feel
Should’ve shed tears but I always laughed
I don’t know what you want me to sing
There are only yucky songs in the world
I don’t know what you want me to see
Why do you never look me in the face
You know, I kick your ass out
This is a fucking night out
How many ways to get what you want
I use the best and the rest
How many lies melted into Death Sauce
I don’t know what you want me to be
I wanna be Anarchy, it’s my only way
I don’t know what you want me to realize
I get pissed off !
You know, I kick your ass out
This is a fucking night out
How many ways to get what you want
I use the best and the rest
How many lies melted into Death Sauce
|
||||
4. |
黄昏時ヲ闊歩セヨ
03:52
|
|||
誰かの夢が何度も買い叩かれる
爆発都市 狂い咲く ソレダケの光景
目を見開いて耳も常に構えるんだ
思い切り殴らせろ 敵が判んねえなら教えてやる
深淵なんかよりよっぽど見ていてやる
一発であの世に行くさ 祈ってくれよ
理由ばかりが過剰に溢れ返るんだ
わかってばかりでたまるか もうたくさんだ!
さあ すぐに梟の羽ばたきが聞こえてくるさ
物語もヒーローも無い方が楽しいじゃないか
ああ 危うく世界を救い損ねるところだった
物語もヒーローも無い方が楽しいじゃないか
|
||||
5. |
MXH-FXH
04:54
|
|||
誰もがヒーロー気取りで歩いている井の頭通りのど真ん中を、だいだらぼっちが滅茶苦茶にしていく。まるで爆心地のよう。
不法投棄された夕日が照らす甘い夢のなかでさえ、どいつもこいつも俺の嫌いな言葉を散弾銃のようにぶちまける。
海月は空から降り注ぎ、星は海から打ち上がる。
ビッグベン周りをスイングバイで誰よりも強く加速する。
この四畳半から発射しベイエリアを経由して、最果てに辿り着くまで俺はくたばらない。
I’m just motherfucking boy.
メロン農家を卒業できない俺は、東京丸の内の高層ビル 屋上で泥まみれで這いつくばっている。
札束を着て歩いている連中、奴らは誰一人として空が青色であることに気づいてはいないのだ!
ルサンチマン、さよなら。サンダル、さよなら。エリオット、さよなら。ゼラニウム、さよなら。
14歳の俺と17歳の俺と21歳の俺、あらゆる瞬間の俺にさよならを。
I’m just motherfucking boy.
血まみれになりながら立ち上がり瓶いっぱいのジョロキアを飲み干したその男の顔は、死神のように見える。
I’m just motherfucking boy.
|
||||
6. |
海底から空に歌えば
07:26
|
|||
貴方が余所見している間にとっくに用を済ませて
辿り着いたんだ
青い部屋へ
止まない雨にむせる私は
溶け出したアイスみたいで
濡らす靴を探したまま
落ちる
錆の取れないままの決まりをずっと破り損ねて
夢の合図を忘れてしまう
見えないだけのか弱い魔法にかけられる場所を探した
明日の言葉今は言わないで
箱の中
大人と子供を閉じ込めて
海底から空に歌えば
泡の消える境界が私を映して
足跡はもうひとつだけ残したまま
遠くへ
|
||||
7. |
海月の空
05:30
|
|||
センター街からホテル街まで隅から隅へ欠かさずに
赤い悪魔は怪物に乗って道行く人に幸せを押し付ける
夢のない街さえ
貴方のいない街さえ
解像度の低い暗闇を照らしておくれカニスミノル
咲くべきでない赤い花を慈しむような優しい気持ちで
浮ついた私達を包むように夜が一層夜になっていく
海月の舞う空を見上げて叫んだ
「気分は最高さ」
それさえただの音になる
今日はきっと使い古しの世界の終わりのクリスマスなんだ
迂闊だった
笑っていたんだ
視界を覆った
悪いのは誰だ
海月の舞う空から見下ろして呟いた
「世界は最低さ」
それさえかき消して
海月の舞う空を見上げて叫んだ
「気分は最高さ」
それさえただの音になる
|
m_pheno Tokyo, Japan
Rock'n Roller from Tokyo, Japan
Guitar, Vocal, Drums, Recording
Streaming and Download help
If you like m_pheno, you may also like:
Bandcamp Daily your guide to the world of Bandcamp